加計呂麻島の恵みをそのまま!無添加手作りジャム marsa マーサ
島モノ
2016/03/08
しーまブログ編集部
加計呂麻島は、奄美大島の古仁屋港から船で約20分の距離なのに、独特の雰囲気を醸し出す不思議な島。
そんな「加計呂麻島そのもの」を表すようなジャムがあります。
着色料・保存料を一切使わず作られているため、自然の恵みをギュッとつめこんだ色と味が楽しめるジャムです。
そのジャムは、加計呂麻島嘉入(かにゅう)集落にある「marsa」で生み出されています。
marsa(まーさ)とは奄美の言葉で、「おいしい」という意味。
川の流れる小さな集落「嘉入」には、「嘉入の滝」という神聖な空気をまとうパワースポットがあります。
そんな集落の道沿いに「marsa」の看板が。
お店に並ぶ、色とりどりのビン。
marsa のジャムの素材となるのは、自家栽培の無農薬果物や野菜。
そのどれもが農薬や肥料を使わずにつくられています。
ジャムに使う砂糖は、奄美群島のひとつである喜界島産の、ミネラルたっぷりの島ざらめ。
無添加で体にいいものを、というmarsaの店主である花田さんの思いが伝わってきます。
「自生していた果物を見ていると、熟して落ちて誰も食べないか、鳥が食べるかだった。もったいないなという思いから、加工しやすく、日持ちするジャムづくりをはじめました」と花田さん。
素材は収穫後、鮮度が落ちないうちに加工。冷凍保存せず、そのときにあるものを使います。
「島の恵みをそのままもらう形ですよね。採れないときは採れないし」とおっしゃる花田さん。
ハイビスカス、グアバ、パパイヤ、パッションフルーツ、桑の実、島バナナ……
島ならではのラインナップがずらり。
お店の近くの畑でみつばちも飼っているという花田さん。
「かけろまハニー」は、ネット販売(こちら)と、嘉入のお店のみで販売中です。
希少品のため、取り扱いがないこともあります。
花の種類や季節によって味が変わるという、こちらも「自然のありのまま」が感じられる商品です。
ゴーヤのピクルスや大豆のきび酢漬けには、世界3大自然発酵酢のひとつ「かけろまきび酢」を使用。
世界3大発酵酢とは、人が塩や酵母を加えることなく自然発酵するお酢のこと。
きび酢は、さとうきびのしぼり汁を自然に発酵させて作る、加計呂麻島でしか出来ない健康酢です。
自然に、丁寧に。
加計呂麻島の恵みと作り手の想いがギュギュっと詰まった商品は、加計呂麻島内のほか、奄美大島の土産店、県外でも購入できます。店舗一覧はこちら。
marsaの商品は、商品の特性上、生産数と時期が限られています。
確認の上、購入してください。
この記事を書いたフォトライター
しーまブログ編集部
2010年に誕生した、シマを愛するすべての人々のための奄美群島地域情報サイト。日々あがってくるシマッチュたちのブログを主軸に、編集部が取材したグルメ・不動産・仕事・イベントなどの情報まとめなどを掲載。フリーペーパー「みしょらんガイド」「amammy」も配布中!しーまブログ