世界遺産とは、1972年に採択された「世界遺産条約」に基づいて、国連教育科学文化機関(UNESCO)の「世界遺産リスト」に記載された遺産のことで、国家や民族を超えて人類が共有し、次世代に受け継いでいくべき価値をもつ遺産を対象としています。
世界遺産には、自然遺産、文化遺産、複合遺産の3種類があります。
世界自然遺産として登録されるためには、次の4つの価値基準(クライテリア)の1つ以上に合致するとともに、適切な保護管理体制がとられている必要があります。
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界自然遺産推薦は、このうち「生物多様性」の基準から推薦されています。