濃厚スープの鶏飯が好みの人はここ!名瀬の名店「鳥しん」
島食
2017/03/29
しーまブログ編集部
奄美市名瀬伊津部町にある「鳥しん」。屋根の上のにわとりが昼も夜も良く目立ちます。
お店に近づくだけで、食欲を刺激する焼鳥のいいにおいがふわ~!。
「名瀬で鶏飯を食べるならどこがいい?」と島人に聞けば、こちらのお店の名を出す人が少なくないほど、地元で有名なお店です。
鶏飯などの郷土料理のほか、焼鳥などの居酒屋メニューも豊富。もちろん黒糖焼酎も数多くそろえられています。
お店の中は明るい照明の中に木のカウンター、テーブルや椅子が配置されており、落ち着いた雰囲気。
座敷や掘りごたつ席もあるので団体客やファミリーでも利用しやすくなっています。
そしてうれしいポイントが、街中なのに駐車場が完備されているところ。8台まで停められるように十分なスペースが確保されているのでとっても便利です。
豊富なメニューにゆったりした座敷席と駐車場。この三つが揃っているのは小さい子ども連れのファミリーには特にうれしいですね。
お昼11時から夜の23時まで途中休憩なしで営業しているので、お昼ご飯にも夜ご飯にも時間を気にせず利用しやすいです。
お店一押しの鶏飯。
鶏飯のスープはお店によって「あっさり」からかなり濃厚なものまでさまざま。人によって好みも分かれます。
鳥しんのスープはこっくり濃厚タイプ。なんと半日時間をかけてコトコト煮込むのだそう。お店のご主人が昔食べた味を再現するため、奄美の食材と天然塩にこだわって作られています。
昔ながらの製法を忠実に守り、手間隙かけて作られたスープはキレイに透き通っています。
そして、鳥しんにきたら鶏飯だけじゃなくほかにもぜひ食べてほしいメニューがあります。
奄美料理で一度は試してみたい?! ヤギ汁。
奄美のスタミナ料理として、昔から食べられている名物料理です。
じっくり煮込まれた島の山羊肉のとろとろ感とゴボウの食感の違いを楽しんでください。
ヤギ汁独特のクセを押さえて食べやすく仕上げられているので、初心者でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。
そして鶏飯に並び、鳥しんの新しい名物となっているのが 奄美黒豚パパイヤ丼 。
奄美の新しい郷土料理を発掘しようという地域の催し「Show―1(ショーワン)グランプリ」で見事にグランプリを獲得した人気メニューです。
島黒豚、青パパイヤ、もずく、田芋の茎であるクァーリなど奄美の昔ながらの食材であり、島以外ではあまりお目にかかることのない食材がふんだんに使用されています。
これは何だろう?と思いながら一つ一つ味わえるのが楽しい!
一人でも大人数でも、観光客でもシマッチュでも気軽に立ち寄れるお店です。
店主が素材や調理過程にこだわって作り上げる絶品料理の数々をご賞味あれ!
この記事を書いたフォトライター
しーまブログ編集部
2010年に誕生した、シマを愛するすべての人々のための奄美群島地域情報サイト。日々あがってくるシマッチュたちのブログを主軸に、編集部が取材したグルメ・不動産・仕事・イベントなどの情報まとめなどを掲載。フリーペーパー「みしょらんガイド」「amammy」も配布中!しーまブログ