【ドローン×奄美|vol.3】奄美大島でドローンを飛ばしたい人へ〜奄美大島のおすすめスポット(笠利・龍郷エリア)〜
島景
2019/02/20
田中 良洋
奄美大島のドローンシリーズも今回で3回目となりました。
■ドローン×奄美シリーズ(全6回)■
【ドローン×奄美|vol.2】奄美大島でドローンを飛ばしたい人へ〜奄美大島で注意するところ〜
【ドローン×奄美|vol.3】奄美大島でドローンを飛ばしたい人へ〜奄美大島のおすすめスポット(笠利・龍郷エリア)〜
【ドローン×奄美|vol.4】奄美大島でドローンを飛ばしたい人へ〜奄美大島のおすすめスポット(名瀬・住用・大和村エリア)〜
1回目でドローン飛行に関する日本の法律を、2回目で奄美大島におけるドローン飛行の注意点をお話しました。
「じゃあどこなら飛ばしていいの?」
そう思う人のために、これから3回にわたり、奄美大島でドローンを飛ばすのにおすすめの場所をご紹介します。今回はまず北部、奄美市笠利町と龍郷町エリアの飛行場所をお伝えします。
ご紹介する場所は、飛行禁止区域に入っておらず、見晴らしが良く、周りに民家がないところを選んでいます。
ここに載っている場所以外の飛行も可能ではありますが、本シリーズのVol.2をご覧になり、安全に飛行させるようお願いします。
奄美大島の最北端、笠利崎灯台
奄美大島の最北端に位置する笠利崎灯台。
触ると願いが叶うと言われている「夢を叶えるカメさん」がフォトスポットになっています。晴れていれば喜界島も見れますし、朝日を見るにはちょうど良い場所です。
ここは集落からは離れた場所にあり、ドローンの音も周りの迷惑になりません。長いビーチが続いているので、ドローンで撮影すると絵になりますし、灯台を被写体にして旋回しながら撮影してみても面白いです。
灯台に行ってみたくなる気持ちは分かりますが、現在、灯台までの階段は封鎖されていますので登らないようお願いします。
定番の絶景スポット、あやまる岬
飛行機で奄美大島に来て、レンタカーを借りてまずはここにいく人も多いのではないでしょうか。あやまる岬はガイドブックには必ず載っている絶景スポットです。
展望台もありますし、岬の下は公園になっていて子供も遊べるスペースがあります。干潮時に現れる自然のプールやパターゴルフ場もあるので子供から大人まで楽しめて地元の人にも愛されている場所です。
最近は展望台の近くにお土産も売っているカフェもできましたのでゆっくり休憩するにもちょうど良いです。このカフェの横に広い芝生のスペースがあります。ドローンの離発着にはこのスペースを使うのがいいでしょう。
北側の海は遠浅になっていて、海が浅いところと深いところで異なる色が見られ綺麗ですよ!
一点気をつけていただきたいのですが、観光客もよく訪れる場所なので人の近くを飛ばさないように注意してください。
流行りのパワースポット、ハートロック
最近、観光客が増えているハートロック。
潮が引いた時に見える岩のくぼみがハート型に見えることから名付けられました。ここも長いビーチが広がっており、民家からも離れているため安心して飛ばせます。
人がいないタイミングなら、ハートロックを真上から撮影することもできます!上から撮るとハートの形がはっきり分かるのでSNS映え間違いなしです。
ハートロックに来るときは、車を道路には止めず、近くのそれいゆファームに停めて歩いて行くようにしてくださいね!
サーファーが集まる手広海岸
ハートロックをもう少し名瀬の方に行くと、手広(てびろ)海岸という名のビーチがあります。
ここは波が立つのでサーファーに人気の海岸となっています。波がある日はほぼ毎日、サーフィンをしている人を目にします。近くには海を眺めながら食事ができるカフェもありリゾート気分を味わえるスポットです!
無料の駐車場もありますし、海岸が広いのでドローンを飛ばすのに十分なスペースがあります。
ここでドローンを飛ばしたときに注目なのが、撮影場所の反対側に広がる東シナ海です。写真では上部に見える海が東シナ海です。ハートロックや手広海岸はちょうど島の一番くびれたところに位置していますので、太平洋と東シナ海の両方がすぐ近くに見られます。
ドローンで撮影すると2つの海を同時に画面に写すことができるため撮りがいのあるポイントです。
サーフィンをしている人がかっこ良いので近くで撮りたくなるかもしれませんが、人の近くを飛ばすのは危ないですし、無断で撮影すると肖像権の問題になる可能性があります。
サーフィンを楽しんでいる人のことも考えながら撮影を行うようにしてくださいね。
奄美大島の笠利・龍郷方面のおすすめドローン撮影スポットをご紹介しました。
島はドローンを飛ばしやすく、絵になるのでついつい遠くまで飛ばしそうになってしまいますが、ルールを守り、周囲の人への配慮を忘れず撮影してくださいね!
この記事を書いたフォトライター
田中 良洋
映像エディター/予備校スタッフ 兵庫県出身。奄美群島の文化に魅かれ、2017年1 月に奄美大島に移住。島暮らしや島の文化を伝えるために自身のメディア、離島ぐらし(https://rito-life.com/)を運営する。