冬だけの感動体験!奄美大島でホエールウォッチングを満喫するコツ、教えます!!

島遊

2019/11/30

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奄美大島の冬のアクティビティとして人気のホエールウォッチング。
今年もいよいよホエールウォッチングのシーズンが近づいてきました。

そこで、これまで何度もホエールウォッチングを体験して筆者が感じた「奄美大島でホエールウォッチングを満喫するためのコツ」を一挙にご紹介します!!
ダイナミックにジャンプするクジラ

来島前にホエールウォッチングツアーの予約をしておこう

奄美大島のホエールウォッチングのシーズンは1月上旬から3月末頃まで。
期間が限られているため、週末は予約でいっぱいなんてことも多々あるようです。

旅行中の限られた時間を無駄にしないために、来島前に必ずツアーの予約しておきましょう。
また、風が強い日はボートが出ないことがあるため、ホエールウォッチングが目的で来島する方は、2泊3日以上の日程で来島されることをおすすめします。

 

とにかく暖かい服装で参加しよう

東京や大阪などと比べると温暖な奄美大島ですが、冬はそれなりに寒いです。
冬場は大陸から寒気が入り込むため、北風が強い日が続きます。
しかも、ボート移動中は風がさらに強く、一層寒く感じることでしょう。

長袖のTシャツやブラウスの上にフリースやセーターなどの温かい服を着て、その上にウィンドブレーカーやレインコートなどを重ね着すると良いでしょう。
風で身体が冷えたり波しぶきで服が濡れたりするのを防ぐことができます。

 

酔い止め薬を飲んでおこう

ほとんどのホエールウォッチングツアーは、午前と午後の1日2回、それぞれ3時間程度のツアーが行われています。
ツアー中はずっと海の上にいるため、一旦船酔いをしてしまうととても辛いです。
しかも、冬の奄美は風が強いため他の時期よりもボートが揺れやすく、普段は大丈夫という方でも船酔いしてしまうことも。

船酔いしやすい方は必ず、普段は船酔いしないけれどちょっと不安という方も、酔い止め薬を服用しましょう。
ツアー出発の30分前までに飲むことで、船酔いを予防する効果があります。
船からホエールウォッチングする人々

お手洗いを済ませておこう

ウォッチング用のボートにはトイレが備え付けられていますので、途中でトイレに行きたくなっても安心です。
けれども、揺れているボートの上では、トイレまで移動するのもトイレを済ませるのもちょっと苦労します。
ボートに乗り慣れていない方ならなおのこと。

そして、トイレに行っている間にクジラの大ジャンプを見逃してしまった(筆者は経験あり)なんてことにならないように、出来る限りツアー出発前にトイレを済ませておきましょう。

 

飲み物を持っていこう

お店によってはボートに飲み物を用意してあるところもあります。
けれども、揺れているボートの上では、飲み物を取りに行くのはちょっと大変。
お客さんが多い日は、他のお客さんにぶつかりそうになったり飲み物をこぼしそうになったりして結構気を遣います。

そして、飲み物を取りに行っている間にクジラを見逃してしまう(筆者はこれも経験ずみ)なんてこともなきにしもあらず。
温かい飲み物とお水(船酔いしたときはお水があるととても便利です)を持っていくと安心ですよ。

 

出港前の説明をきちんと聞こう

出港前には、ボートの設備の説明やウォッチング中の注意点のほか、「ブロウ(潮吹き)」や「ブリーチ(ジャンプ)」などクジラのパフォーマンスに関する説明があります。
ホエールウォッチングを安全に楽しむうえでとても大切な説明なので、必ず聞きましょう。

ちなみに、ガイドさんはクジラを発見すると、「9時の方向にクジラがいます」などと教えてくれます。
これはクジラの方向を時計の針に例えたもので、12時は船の前方を、6時は船の後方を指します。
つまり、「9時の方向」は船の左横方向にクジラがいるということ。
これらの用語を覚えておくとよりスムーズにクジラを見つけることができますよ。
迫力あるブリーチングをするクジラ

スマートフォンでは動画を撮影しよう

筆者もそうですが、クジラに出会うと気持ちが高ぶり、「良い写真が撮りたい」と意気込んでしまうことでしょう。

けれども、残念ながら、スマートフォン(スマホ)やコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)でクジラの静止画を撮影することはとーーっても難しいです。
なぜなら、クジラとの距離があるうえに、クジラのパフォーマンスはほんの一瞬の出来事だからです。
望遠レンズをセットした一眼レフカメラなどの高性能カメラじゃないと綺麗な静止画は撮影できません。

スマホやコンデジでクジラを撮影するときは、動画が断然おすすめです!
クジラのパフォーマンスの一部始終を逃すことなく、しかも、迫力ある音まで撮影することができますよ。
海面から飛び出す2匹のクジラ

他に持っていくと便利なもの

偏光サングラス
水面から反射する光の眩しさを抑えるため、クジラのブロウが探しやすい。紫外線対策もでき一石二鳥です。

タオル
波しぶきがかかったときにカメラや持ち物を拭いたり、寒い日は首に巻いたり。色々役に立ちます。

カイロ
防寒対策をばっちりしていても寒い日は寒い。首の後ろにカイロを貼っておくと全身が温まります。

おやつや軽食
半日ツアーの場合は3時間程度、1日ツアーの場合は6時間程度海に出っぱなしということも。小腹が空いたときのため、おやつや軽食を持っていくと良いでしょう。
海面から飛び出すクジラの尻尾

冬だけの感動体験をしてみませんか

ボートのすぐそばで大きなクジラたちが潮を吹いたりジャンプをしたりする姿は迫力満点!
クジラに出会えた感動は、言葉では十分に言い表すことはできません。

この冬、奄美大島でホエールウォッチングを楽しんでみませんか。
この記事を読んでくださったみなさんが奄美大島の海でクジラに出会えますように。

この記事で使用した迫力満点のクジラの写真は、【ダイビングショップルプラ】さんにお借りしました。

晴れた日のホエールウォッチングで見られたクジラ

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この記事を書いたフォトライター

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事務職/ライター/元ダイビングインストラクター。はじめて島の海で泳いだ日から島の海の美しさのとりこになり、単身で移住してしまった奄美3世。趣味はスクーバダイビングと写真撮影、そして旅。休みの日は、カメラ片手に海に入ったり、ドライブをしたり、美味しいものを食べ歩いたり。まだまだ島を探検中の新米ライター。大阪府出身。

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