一日の疲れを癒す公衆浴場。「やすらぎの湯」と「いこいの湯」

島遊

2016/03/18

ペン

福永千景

Uの字を描いているかのようなやけうち湾に沿って、集落が点在している宇検村。

宇検村やけうち湾の夕暮れ

ちょうどそのUの切れ目、外海へと繋がる場所に夕陽が沈む様は、静寂の中にありとても美しいものです。

そして、そのUの下辺にある宇検村の中心地・湯湾集落には社会福祉協議会のある建物「やけうちの里」があります。

やけうちの里の玄関

この建物にあるのが、熱心に通うファンもいるという公衆浴場の「やけうちの湯」。

毎日通うという方、釣りやドライブがてら1時間もかけて車を走らせて来る方、また観光で訪れた方たちが、それぞれにゆったりとくつろいで帰られるそうです。

ふたつある浴室を1日ごとに男湯、女湯と入れ替えています。

「やすらぎの湯」には遠赤外線サウナ。

やすらぎの湯の遠赤外線サウナ

「いこいの湯」にはミストサウナ。

いこいの湯のミストサウナ

訪れる常連さんもお気に入りのサウナに入れる日を楽しみにしているようです。
どちらの浴室に当たるのかも、お楽しみのひとつになるのではないでしょうか。

温泉の中では、湯船につかりながら、サウナに入りながら、初めて出逢う人と自然に会話が始まることもあるそう。

ひとつの交流の場ともなっていると楽しそうにお話しする方もいらっしゃいました。

やけうちの湯のくつろげるロビー

お風呂上りにくつろげるロビーには、マッサージが設置してあり、すべて無料で利用できるそう。

チェアータイプの全身マッサージ機や足の裏のマッサージ機、またランニングマシーンもあります。

隣の建物は、「うけん食堂」。お風呂上りに一杯という方やお食事したい方にも便利な立地です。

また、道路を隔てた正面には「うけん市場」があり、地元の農産物、魚介類、お土産品などが揃っています。

ぶらりお散歩するにもお勧めです。

 

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この記事を書いたフォトライター

福永千景

福永千景

セラピスト/エッセイスト。奄美大島出身。奄美の地元紙、南海日々新聞にて2013年から紬随筆を執筆中。島内外の人と人を繋げるイベント等を企画・運営している。奄美黒糖焼酎語り部として、エフエムうけんにて黒糖焼酎を宣伝するための番組を企画、パーソナリティーを務める(2015.3まで)

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