「奄美のコーヒーカルチャーを味わえる」山田珈琲 Amami Island
島食
2017/05/02
しーまブログ編集部
喫茶店ではなくコーヒースタンド。
今コーヒー業界では立ち飲みやテイクアウトがメインのコーヒスタンドがブームになりつつある。
昔からある喫茶店や、スタバなどのシアトル系カフェなどは、コーヒーやその他メニューなどの飲食代の他に、そこに滞在できるといういわば「空間代」も支払いの対価に含まれている。
それに対しコーヒースタンドは、基本的に「空間代」はない。店内でゆったりと長時間過ごすというより、気軽に立ち寄り一杯のスペシャリティーコーヒーを味わうというスタイルだ。よって、追求するのはひたすらに商品の質。
奄美空港からほど近いここ「山田珈琲 Amami Island」は、奄美でも数少ないコーヒースタンドである。
店主こだわりの焙煎機で毎日焙煎
奄美空港から車で2分、徒歩で10分ほどの県道82号線沿い、奄美市笠利町和野集落交差点近くに山田珈琲はある。
南国スタイルのシンプルで温かみのある店内に入ると大きな焙煎機に目がいく。
山田珈琲の豆は、店主が世界各地から厳選した生豆を取り寄せこの焙煎機で毎日焙煎するのだ。
奄美大島特有の高温多湿の気候から守るために、低温保冷庫で管理された生豆。
欠点豆と呼ばれる割れや虫食いのある豆を手作業で一粒ずつ取り除く地道な作業。
このようなこだわりの凝縮こそが、地元の人をはじめ観光客にも支持されている所以である。
世界各地から厳選して生豆を取り寄せ自慢のラインナップ
山田珈琲で扱うコーヒーは高品質のスペシャルティーコーヒー。一杯の「質」へのこだわりは、豆、焙煎、ドリップ方法、パッケージへ顕著に現れている。
こうして丁寧に手を加えられて店頭に並ぶ自家焙煎の豆は、自宅用はもちろんお土産としても人気。香り高いコーヒーを求めてリピートするファンも多い。
中でも奄美大島をイメージしてブレンドされた「あまみブレンド」は、手軽なドリップパックもあり、お土産にもおすすめ。
手作りスイーツを是非食べてもらいたい。
コーヒーと一緒に食べてほしいのは外はサクッ、中ふわぁのマフィン。ベリー、チョコ、オレンジ、奄美カレーなどお好みのフレーバーで。
手作りのスイーツは素材にこだわり、甘すぎず珈琲にすごく合うお味。
ラインナップは不定期で数種類が店頭に並んでいるので訪れるたびに違う味が楽しめる。
その他にも国産の小麦粉を使った無添加の手作りクッキーや、スコーンなど、コーヒーにぴったりなスイーツがある。
テイクアウトやお土産としても喜ばれる。
地元の人も観光客もふらっと立ち寄れる山田珈琲。
お店だけでなく自宅でコーヒーを淹れる時なども、豆の選び方、淹れ方にひと手間かけるだけで、より贅沢な一杯を味わうことができる。
奄美に旅行の際は旅先でも、コーヒーにこだわってみてはいかがだろうか。
この記事を書いたフォトライター
しーまブログ編集部
2010年に誕生した、シマを愛するすべての人々のための奄美群島地域情報サイト。日々あがってくるシマッチュたちのブログを主軸に、編集部が取材したグルメ・不動産・仕事・イベントなどの情報まとめなどを掲載。フリーペーパー「みしょらんガイド」「amammy」も配布中!しーまブログ