本場奄美大島紬をモチーフにしたカラフルPOPなレッグウェア「紬‐POP」
島モノ
2016/05/18
トヨヤマ コトネ
奄美のデザイン会社「アビコムデザイン」が2015年に発売した「紬-POP」。
大島紬の柄をモチーフにしたポップなレッグウェアが若い女性を中心に人気を集めています。
大島紬といえば、泥染・藍染などのシックな色合いが多いですが、このレッグウェアは、そんなイメージを飛び越えて思いっきりポップでカラフル。
「アビコムデザイン」の迫田沙弥香さんが、大島紬の伝統柄を生かし、自由な発想でアレンジしたデザインとなっています。
ラインナップは、タイツ・ソックス・レギンスの3種類。
こちらは大島紬の柄の中でも代表的な龍郷柄をモチーフにしたもの。
そのほか、西郷柄・秋名バラ柄・麻の葉柄をアレンジしたものもあります。
つま先やお腹周りなど、見えない所にもこだわっていておしゃれ。
タイツは80デニールで、厚みがあり生地も丈夫。かわいいのに実用的です。
「大島紬を知らない島外の派手なファッションが好きな人に履いてもらいたいんです。はじめはデザインが可愛くて買ったけど、後でそれが大島紬の柄だったと気づいたりするのも面白いのかなぁと。大島紬のデザインだから買う。というよりはかわいいから買う!と思わせたいですね。そして結果大島紬のことが多くの人たちに知られるようになってほしいです」
「大島紬を伝えていく為に様々な角度からのアプローチが必要で、今後も柄のデザインを通して大島紬を知ってもらうためのキッカケづくりに取り組んでいきたいです」
と話す迫田さん。
ただおしゃれなだけじゃない、奄美の伝統文化を身近に感じられる商品です。
おしゃれは足元から。足元を彩るレッグウェアおひとついかがですか?
島外の方はWeb shopからどうぞ。
URL:https://abcom.theshop.jp/
島内ではALOALO yellow、frasco で店頭販売中です。(2020.03現在)
レッグウェアの他にもマスキングテープや雑貨などもデザインして販売しています。
詳しくはこちらをごらんください。
この記事を書いたフォトライター
トヨヤマ コトネ
フォトグラファー/しーま編集部。 奄美2世。大阪のフォトスタジオで勤務後、 幼少期から何度も訪れていた思いいれのあるシマに2014年移住。写真や言葉にするのが難しい奄美の美しさをどう表現するか日々模索中。