そうだ!奄美大島で夜光貝アクセサリー作りを体験しよう!!
島モノ
2018/12/20
しーまブログ編集部
奄美大島旅行をご計画中のみなさまへ、奄美大島で楽しめるさまざまな体験をご紹介する「そうだ!奄美大島で〇〇体験をしよう!!」シリーズ。
第5回目の今回は、雨の日でも楽しめる!「夜光貝アクセサリー作り」をご紹介します!
このプログラムを実施しているのは、奄美市名瀬の市街地にお店を構える「奄美伍郷商店」さん。
お店を訪ねると、店主の長瀬悠さん、瞳さんご夫妻が温かい飲み物を準備して迎えてくれました。
受け付けを済ませてワークショップ会場の3階へ移動します。
ワークショップのはじまりは夜光貝(やこうがい)の説明から。
夜光貝はサザエの仲間の大型の巻貝で、日本では種子島・屋久島以南の温暖な海域に生息しています。
その重厚な貝殻の内側には虹色に輝く真珠層があり、その美しさから、古くから螺鈿細工の材料として利用されてきました。
たしかに、見本品を見ると貝殻とは思えないほどつややかに輝いています。
ワークショップで使用する夜光貝は、あらかじめ丸やしずく、葉っぱなどの形にカットされています。
これらの中から、形や色、模様など自分好みのものをひとつ選びます。
夜光貝らしいブルーグリーンの色合いのものも素敵ですが、私はまるでカフェオレのような、優しい色合いのしずく型を選びました。
ここからはひたすら磨き続けます。
今回は6種類の表面の目の粗さが異なるサンドペーパー(紙やすり)を使います。
始めに400番という今回使用するペーパーの中では最も目の粗いものを使って磨きます。
磨く時間の目安は10分から15分ほど。
その後、600番のペーパーに変えて同じようにしっかり磨きます。
「この2種類のペーパーは魂を込めてしっかり磨いて下さい。出来上がりの輝きが違います」と長瀬さん。
とはいっても、不器用な私はなかなか上手く磨けず、勢いあまって夜光貝を何度も机の上に落としてしまいました。
「この木を使うと磨きやすいですよ」と、長瀬さんが細長い板をくれました。さっそく板にのせて磨いてみると、確かに磨きやすい!
「ひたすら磨く」という作業がぐんと楽になった気がして気合を入れなおします。
そして、800番、1000番、1500番、2000番と目の細かいペーパーに変えながら磨き続けます。
ちなみに、ペーパーは必ず目の粗いものから細かいもの、という順番を守って使わないといけないそうです。
万が一間違ってしまったら一からやり直し。
でもそんな間違いがないように、「それじゃあそろそろペーパーを変えましょうか」と長瀬さんが1枚ずつ順番に渡して下さるので安心です。
途中までは磨いても磨いてもなかなか輝かず、半分めげていた私ですが、1500番のペーパーを使い始めたときから輝きが変わりました。
一緒に参加していた方から「めちゃめちゃ光ってますよ!」と言葉をかけてもらってますますやる気が出ます。
同じテーブルを囲んでいると自然と会話が弾みます。
仕上げに使う紐と金具も好きな色を選ぶことができます。(穴が大きいものはウッドビーズを使用)
最後は長瀬さんが魔法をかけてくれました。
長瀬さんの魔法がかかった夜光貝はつやつやに輝いていて、最初とはまるで別物!
金具と紐をつけて出来上がりです。
この日は私を含め4人で体験をしたのですが、それぞれの個性が光るペンダントが出来上がりました。
「この形も素敵!」と互いに褒め合いながら記念撮影。
でもやっぱり自分の手で磨いた夜光貝のペンダントには愛着が沸きます。
奄美伍郷商店さんには、店主の長瀬さんご夫妻こだわりの奄美のギフトが並んでいます。
また、店内では島の素材や季節のフルーツを使った手作りのソフトドリンクや軽食、奄美黒糖焼酎を頂くことができます。
つややかに輝く夜光貝のペンダントを眺めながら、奄美大島の美味しいものを頂いてひと休みしませんか?
この記事を書いたフォトライター
しーまブログ編集部
2010年に誕生した、シマを愛するすべての人々のための奄美群島地域情報サイト。日々あがってくるシマッチュたちのブログを主軸に、編集部が取材したグルメ・不動産・仕事・イベントなどの情報まとめなどを掲載。フリーペーパー「みしょらんガイド」「amammy」も配布中!しーまブログ