東シナ海に沈む夕日の絶景 市民の憩いの場・大浜海浜公園
島景
2016/04/27
井田陽平
地元住民の憩いの場「大浜海浜公園」
奄美大島最大の市街地である奄美市名瀬から、もっとも近い絶景サンセットポイントといえば、大浜海浜公園です。中心部から車で15~20分のところにあり、島人(シマッチュ)や観光客に人気のスポットです。
青い海と白い砂浜は、これぞ南の島といった美しさで、南国リゾート気分を満喫することが出来るでしょう。
奄美市の条例に基づいてしっかりと管理された公園ですので、駐車場やトイレなどの施設も整っており、とても快適に楽しめる環境です。
海の透明度も、ご覧のとおり。
ウミガメにえさやりしよう!「海洋展示館」
公園内には、奄美大島近海に生息する様々な生き物の飼育、展示をしている海洋展示館があります。
大型水槽の生き物や展示コーナーを楽しむのはもちろん、ウミガメにエサをあげたり、海の生物に触れたり、アクセサリーを作ったりなどの体験もすることが出来ます。
園内中心部には、野外イベントの会場となる広場があり、休日になれば家族連れや子ども達が走り回ったり、お弁当を食べたりして楽しんでいる姿が見られます。
休日には、野外ライブやフリーマーケットなど、各種イベントも多く行われていますので、タイミングが良ければ、ショーや買い物を楽しむことも出来るでしょう。
泳いで、遊んで、のんびり夕日鑑賞が「島人流」
お天気の良い日には、日没時間が近づくと、海に沈む美しい夕日を眺めに来る島人(シマッチュ)達や観光客で賑わいます。
島の一日がゆっくりと暮れていきます。
時間の大切さを感じながら、明日もまた精一杯やろうと思うひとときですね。
奄美大島の人や物流を支える船が見えます。
砂浜に降りて眺めるも良し、駐車場から眺めるも良し。
曇りがちの日が多い奄美ですが、この日は海に沈む夕日を楽しむことが出来ました。
晴れて雲がないのがベストではあるのですが、雲の多い日でもそれなりに夕日を楽しむことは出来ます。
雲の向こうにある夕日も、これはこれで綺麗ですね。
子どもにとっては、晴れも曇りもあまり関係ありません。
同じ時間と空気、景色を共有する人々。心地よい独特の一体感がありますね。
夏場は、日が沈む頃になって海水浴するのが島人(シマッチュ)の流儀。
日中の日差しは暑すぎるので、この時間帯の柔らかさが最適なのです。ちなみに水道やシャワーは完備されていますので安心です。
雲に沈む夕日を惜しみながら、海で遊ぶのも乙ですね。
この記事を書いたフォトライター

井田陽平
1974年生まれ。O型の乙女座。性格はポジティブ、根拠の無い自信は誰にも負けないと自負している。2012年(平成24年)に千葉県から奄美大島へiターン。妻とふたりで、子育てと島暮らしを満喫中。仕事は必要最低限、出来る限り家族や大切な人たちとの時間を多く過ごすというライフスタイルを基本に、子どもと戯れながら日々を過ごす。最近の悩みは、運動不足と高血圧。