【図書館で読書タイム】郷土コーナーも充実!雨でもお子さん連れでも安心の奄美図書館
島コト
2019/03/25
井田陽平
降っても晴れても、奄美に来たら一度は訪れて欲しい場所のひとつに、鹿児島県立奄美図書館があります。
平成21年4月に移転オープン以来、利用者数が150万人を突破した、地元住民にも愛されている図書館です。
地元民だけでなく観光客も利用OK。奄美ゆかりの作家・島尾敏雄のコーナーや世界自然遺産登録に向けた取り組みを紹介するコーナーなど、奄美の情報を深く知ることができますよ!
小さなお子さま連れも利用しやすい図書館
正面玄関を入ってすぐの、新聞・雑誌コーナー。
新聞は地元紙から全国紙まで閲覧できます。
正面玄関の左側は、児童閲覧室。
その奥には「おはなしのへや」があり、図書館員やボランティアによるおはなし会が定期的に開かれています。
日程の詳細は、図書館のホームページでご確認くださいね。
こどもトイレも設置されていて、小さなお子さま連れでも安心です。
オムツ換えスペースのある多目的トイレ、授乳室などもしっかり完備されています。
ファンにはたまらない!島尾敏雄の奄美での暮らしが垣間見える空間
その他1階には、島尾敏雄記念室があります。
奄美図書館の前身である 鹿児島県立図書館奄美分館の初代館長であり、『死の棘』などの作品で知られる、戦後活躍した作家・島尾敏雄の作品や関連資料が展示されています。
写真は、分館長時代の居室や執務机を再現したものですね。
2階・3階は一般閲覧室です。
車いすの方専用の席や、小上がりでくつろいで読めるスペースもあって利用者に優しい空間ですね。
2階カウンターで手続きすれば観光客も利用可能!
2階カウンターでは調査相談(レファレンス)を申し込むことが出来ます。
この情報コーナーでは、2階カウンターで申し込めば、 県外の方もインターネットによる情報検索が可能です。
世界自然遺産登録を目指す取り組みを紹介しているコーナーも
世界自然遺産登録を目指す奄美の自然についての書籍がずらり。
2階にある郷土コーナー。
奄美の歴史や文化についての貴重な資料が並んでいます。
こちらは奄美群島の日本復帰に関する資料ですね。
こちらでは奄美の発展に尽力、貢献されてきた方々が紹介されています。
図書館の各所には本の検索機が設置されていて、いつでも利用できます。
閲覧室に無い場合には、カウンターで申し込めば 書庫から出してきてもらえます。
こちらがその書庫ですね。
膨大な数の書籍を保管しておくことができます。
ここには何年も前の新聞がきれいに保管されています。
さらに上の4階には、研修室(有料)や学習室、放送大学学習室があります。
いかがでしょうか。
本好きはもちろん、小さなお子さま連れでも安心、観光客の方にも十分に楽しんでいただける充実した施設です。
雨の日も多い奄美。観光の間にちょっと時間が空いてしまった…というとき、ちょっと県立奄美図書館に寄ってみませんか?
開館時間や休館日、交通アクセス、その他イベントについては、図書館のホームページでご確認くださいね。
この記事を書いたフォトライター
井田陽平
1974年生まれ。O型の乙女座。性格はポジティブ、根拠の無い自信は誰にも負けないと自負している。2012年(平成24年)に千葉県から奄美大島へiターン。妻とふたりで、子育てと島暮らしを満喫中。仕事は必要最低限、出来る限り家族や大切な人たちとの時間を多く過ごすというライフスタイルを基本に、子どもと戯れながら日々を過ごす。最近の悩みは、運動不足と高血圧。